うつ病を抱えて生きていると辛いことばかりでどうしようもない。
※この日記は愚痴と不安を吐き出した文章です。
※ダークサイドに堕ちがちなひとは注意して読んでください。
かれこれ11年モノのうつ病を抱えて生きています。
うつ病になる前の自分と、今の自分は明確に違うと強く感じる。
昔のわたしは積極的で明るくて人の前に出るのも嫌いじゃなくて、大規模オフ会の幹事チームの中心メンバーとして「ナツキ姐さん」と呼ばれよく動いていた。
仕事も責任感を持ってやっていたし、体力的にも多少無理をしてでもミッションをこなして評価されていた(若かったからな)。
ひとを喜ばせたり笑わせたり楽しませることが大好きだったし、好きなひともいて結婚の予定もあった。
綺麗な紙をぐちゃぐちゃに丸めてから一生懸命伸ばしても元の綺麗な紙には戻らないのと同じで、わたしはこの先どんなにがんばって治療して治していったとしても、昔の自分に戻ることはないのだろう。
11年の間に症状は良くなったり悪くなったりを繰り返し、薬は手放せない。
マトモな社会生活を営むことが困難になり休職や退職を繰り返している。
辛いことはたくさんある。
「自分がマトモじゃない」「みんなが当たり前にできることができない」という事実と向き合うのが辛い。
それによって働けなくなって毎日布団の中で眠気と焦りに苛まれている状態も辛い。
働けなくなったことによる経済的困窮も追い打ちをかけてきて辛い。
文字の文章がなかなか頭に入ってこなくて、読みたい本がまったく読めないのも辛い。
集中力が持続しないのでドラマなんかもずっと観ていられなくて辛い。
ちょっと楽しいことがあったときも、「わたしはうつ病なのに楽しいと感じるなんて駄目なんじゃないか」と考えてしまうのも辛い。
楽しく幸せそうに生きているひとの生活を見て、羨ましくて羨ましくて泣いてしまうのも辛い。
この先どうやって生きていこうと考えると絶望しかなくて布団の中でうさぎクッション抱えて泣くのも辛い。
薬の副作用で健忘があり、友達との会話や思い出がすっぽり抜けて思い出せないことも辛い。
こちらも副作用で食欲増加・体重増加がありますます醜く太っていくのも辛い。
醜い容姿で不安定な頭で遠くに出かけるのが怖くて家から出られないのも辛い。
そして、薬を飲んでいるわたしと飲んでいないわたしはどちらが本当のわたしなんだろうと考えるのが辛い。
たくさんの薬を飲むことで少しマトモに近づいているのだとしたら、薬を飲まなくなったらどうなってしまうのか。
薬を飲んでいる期間が長すぎて、飲んでいることが日常になりすぎて、薬なしの自分がいま想像できない。
薬を飲んでいるわたしと飲んでいないわたしと、どっちが本当の自分なのかわからない。
薬を止めたら一番暗黒期の病状に戻ってしまうのかな。薬で矯正されていた不安や不安定をそのままぶちまける人間になってしまうのかな。
まあ病院に通っている間は、薬を完全に止めることは先生がさせないと思うけど。
できれば薬飲みたくない。でも飲まないとどうなるかわからなくて怖い。なので毎日決まった量をちまちまと口に運ぶ。
昨日のわたしと、今日のわたしと、明日のわたしに本当に連続性はあるのか、そう考えるのも怖い。
考えると怖いことばかりなので、寝てしまいたい。でも睡眠薬効かないのでこんな時間まで起きてブログを書いている。
メンタルの崩壊は後ろからそっと忍び寄ってくるから、ストレスを感じたらすぐ解消するようにしたほうがいいよ。
ストレス解消が追いつかなくて、朝起きられない、会社に行きたくない、ひとと話したくない、食事が喉を通らない、夜寝付けない、みたいな症状が出てきてしまったら、坂を転げるように悪くなっていくから。
メンタルの問題は誰もが抱えているものだから、わたしの大事な友だちのみんながダークサイドに堕ちないように祈ってるよ。
こっちに、来ちゃだめです。
誰も、わたしみたいになって欲しくない。心からそう思ってるよ。