木曜生まれは旅に出る。

旅どころか布団からあまり出ません。

ウニの宴。

築地市場に行ってきたですよ。

えー、ここから数日の日記は後から書いているので、日付と内容がまったく一致しません。すみませぬ。22日って月曜だし。
まー、気にせずお読みくださいまし。

で、築地に行って来たですよ。
去年の7月に仕事でチラシ配りに行ったのが初めての築地。
しかも仕事だったので買い物とか一切できず。場内もほとんど見てなかったの。
私の愛読雑誌『おとなの週末』で何度となく目にする築地の魚介たちが、「ナツキ~、築地においで~」とささやいている幻聴さえ聞こえる今日この頃、どうにもたまりませんで、有り金持って出かけて行ったわけさ!

早起きが何より苦手なわたくしですので、前日は漫画喫茶で夜明かしさ。
早朝、眠気で微妙なテンションになりながら築地市場に向かって出発。

この日の築地は休市日の前日だったため、けっこうな混み方。
しかも下調べをしたにもかかわらず、出力してこなかったため、見事に迷う。
去年の記憶を頼りに場内入り口までは辿り着いたものの、誰かが悪意を持って作った悪質な迷路のごとく渾沌とした店の配置に、素人の我々は文字どおり右往左往。
そんでもって誰の目から見ても「ド素人」な私たちに、場内の人は冷たい。
後で調べたところ、素人は8時過ぎてから行くのがベストだそうで、築地といえば朝早くだよね!と7時前には着いていた我々は明らかに邪魔者であった。

ターレ(後ろに荷物をつんで場内を走りまくる車みたいなの)に轢かれそうになったり、
ホームページに「素人さんも大歓迎!」と書いてあったお店に行ってみたものの、殺気立った若い店員にトロ箱で激突されたり、もう散々でした。
クータは、「前後左右にまったく注意してなくて心配」と、私がターレに轢かれないように背後から見張るので精一杯。
人とターレの波に揉まれながら場内を彷徨うばかりで、一向に買い物ができない。
「私はウニが食べたいだけなのにいいいい!!」と泣き叫びたくなる感じ。

やっと一段落して、私は必死にウニを選ぶ。クータは生ダコの足が食べたいらしい。
「3000円くらいで、美味しいウニください」と微妙な注文をするが、おっちゃんは快く店内のウニからいいのを選んでくれた。
「コレが甘くて美味しいよ」と勧められたのは250g2800円のウニ。安い!!!
クータが買った生のタコの足は1kg1500円。1本下さいと言ったのに、「二人なら半分だな!」とわざわざ切ってくれて580円くらい。安い~!!!
私が店員だったら3500円くらいのウニとタコ足まるごと1本を売り付けてたハズだ。
このお店のおっちゃんはホントに親切だった。メルシー!!

そしてウニの宴。
うに5 うに3
うに、一箱。スプーンでごっそり一列取ってもまだまだいっぱいある。
至福である。ああああ!こんなに大量のウニが3000円で食べられるなんて~!!
もう寿司屋なんか行かない!って感じ。(行くけど。)

生ダコの皮を剥いてお刺身に。ウニも添えてみましたよ。
うに4

築地場外の豆腐屋さんで買った濃ゆい豆乳で湯葉を作り、ウニゆば巻き。
うに2
前に寿司屋で食べた時に泣きそうになった美味しい手巻き。
寿司屋の味が簡単に御家庭で!みたいな。もう何言ってるかわからない。

ホイルで包んで焼きウニ!!
うに1
にこちゃんと一緒に住んでいたころ、実家から送って来たという焼きウニを初めて食べて、こんなに美味しいウニがあったなんてー!!と思った、あの味がここに!
でもにこちゃんにもらったような貝焼きの情緒ある美味しさにはならなかった。


こんなにウニ食ったら痛風になるぅぅう!でも新鮮なうちに!と、ものの見事に2日間で食べ切りました。おほほほ。
ちなみにクータはウニが食べられないので、全部ひとりで。おほほほほ!!

次に築地に行ったら、カニも買ってこようと心に誓うナツキなのでした。