木曜生まれは旅に出る。

旅どころか布団からあまり出ません。

味噌ラーメンが大好きなのにお店では食べられないので自力で作ってみた。

こんにちは、ラーメン大好きナツキです。

とはいえ、なんでも良いというわけでもなく、わたしの好きなラーメンの条件は下記の通りです。

キュンキュンするラーメンの条件

  1. 細麺~中細麺であること(昨今流行りの太麺は好きでない)
  2. スープは、醤油・醤油とんこつ・塩・味噌、なんでもOK
  3. 長ネギではなくあさつき・万能ねぎなどの直径が小さく青いネギであること
  4. チャーシューはジューシーで柔らかく脂は少なめで味がしみていることが望ましい
  5. 煮玉子は半熟であること
  6. メンマ必須
  7. 海苔はあると嬉しい
  8. 味噌ラーメンにはコーンが欠かせない
  9. 味は薄め~普通で、背脂が少し入っているとよい
  10. おろしニンニクとお酢辛味噌などで味変しつつ食べられること
  11. 余計な具は不要←

最後のが、すごく、重要なのです。

「余計な具」とは何か?

実はですね、わたし、ものすごい偏食でして。
主に野菜が、とても、苦手、です。

昨今のラーメン、余計なのが乗ってるじゃないですか。
キャベツとかキャベツとか玉ねぎとかもやしとかもやしとか!!

なんですかあれは。なぜラーメンに野菜炒めを乗せるんですか。
タンメンじゃないんですよ、ラーメンなんですよ。
なにゆえに野菜炒めが必要か?(反語)

あれでしょ、「ラーメン食べてるけど野菜いっぱいだからヘルシーだもの!」みたいなやつでしょ、どうせ。

ないわー、まじないわー。

山岡さん風に言うと「味が濁る」ですわー。

美味しんぼ: ラーメン戦争 (38) (ビッグコミックス)

美味しんぼ: ラーメン戦争 (38) (ビッグコミックス)

※これは38巻「ラーメン戦争」なので関係ない


百歩譲ってキャベツはいいよキャベツは。避けて食べるから。
でもね、玉ねぎともやし、お前らはダメだ。
避けて食べようとしても、執拗に麺に絡んでくる。逃げられない。
麺をすすったつもりだったのに、口内に響く「シャリッ…」という不快音と、たちまち広がる硫化アリルの臭い。
想像するだけでNo Thank you。

味噌ラーメンが食べられない苦悩。

というわけで、ラーメンに乗っているキャベツと玉ねぎともやしを憎んでいるため、ラーメン屋で味噌ラーメンを注文することができません。
写真のメニューを用意してくれている親切なお店ならばまだ良いのですが、筆文字で「味噌らぁめん」などと書いてあるのみのメニュー表や券売機の非情さといったら。
あの濃厚でこっくり舌に絡みつく味噌スープの味を求めて注文するも、どっさりと乗るキャベツ玉ねぎもやし。
避けても避けても麺が見えず。苦行以外のなにものでもありません。

何度か、味噌ラーメンに乗っている具を慎重に確認し、「キャベツと玉ねぎともやし全部抜いて下さい」とオーダーしたこともあります。
どうなったかと言うと、もちろん味噌ラーメンは出てきました。美味しかったです。
しかし厨房の人の「あぁ!?野菜全部抜き!?」という不機嫌な声と舌打ちが忘れられません。

なので、野菜が乗っていない味噌ラーメンに出会えない限り、お店で味噌ラーメンを食べることができません。
無理して頼んだところで、お互い嫌な気分になるし、そもそもコスパが悪い。
味噌ラーメンって高くないですか?野菜代?
そもそもトッピングって乗せるのにはお金かかるのに、抜いても安くしてくれないのがずるいですよね。

野菜嫌いのための理想の味噌ラーメンを作ってみた。

しかし先日、味噌ラーメンが食べたくて食べたくて食べたくて震えました。

お店で味噌ラーメンを食べられないわたしはどうすればいいか。
そうです、自力で作ればいいんです、野菜嫌いのための理想の味噌ラーメンを

材料

  • 美味しそうな市販の生麺の味噌ラーメン
  • コンビニで売ってるゆでたまご
  • コーン缶
  • メンマ(ぎょうざの満洲で買ってきた)
  • 万能ネギ
  • 豚バラ肉のかたまり
    • 醤油(りんごたまりを愛用)
    • パームシュガー(砂糖が無かったので)
    • みりん
    • 梅酒(料理酒が無かったので)
    • 生姜
    • にんにく
    • 長ネギの青いところ
    • 水(鍋の2/3くらいまで)

作り方

  1. 豚バラ肉を紐でぐるぐる巻きにしたら、圧力鍋に油をひいて焼き色をつける。
  2. パームシュガー、みりん、梅酒、生姜、にんにく、長ネギ、水を入れて蓋をして圧をかける。
  3. 10~15分ぐらい圧力鍋で煮たら、圧を抜いて蓋をとって醤油を入れる。
  4. 10分ぐらい煮たら一度火を止めて冷ます。
  5. 買ってきたゆでたまごの殻を剥いてジップロックに入れる。
  6. ゆでたまごが浸かるまでジップロックに冷ました豚バラの煮汁を注いで冷蔵庫へ。
  7. たまごと豚バラにほどよく味がしみた頃合いで、麺を茹でる。
  8. 味噌ラーメンのスープを作りつつ、コーンとメンマも軽く温めつつ、豚バラと味玉を切っておく。
  9. 麺が茹だったら、盛りつけて、出来上がり。


見よ!これが「野菜嫌いのための味噌ラーメン」である!(ドヤァ
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NO キャベツ!
NO 玉ねぎ!
NO もやし!!

余計なものが乗っていない、美味しい美味しい味噌ラーメン!
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とっても美味しゅうございました。

次はちゃんとスープから作ってみよう。


そして、こんなわたしだけど、いつかラーメン二郎に行って、「ヤサイナシニンニクマシマシアブラ!」って言いたい。

ジロリアンから怒られそうでいまだ実現できませんが。



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