【ネタバレなし】映画『寄生獣完結編』を観たので怒りの更新。

映画『寄生獣完結編』を観てきた。
http://kiseiju.com/index2.htmlkiseiju.com
もちろん前作『寄生獣』も観た。

約束通り家に帰ってきて、2ヶ月半更新していないブログを書いている。

あの濃いストーリー全10巻を226分にまとめたのは素直に凄いよ。
尺の都合で省略されているエピソードはあるものの、全体のストーリー展開はなんとか収まっているし、原作を読んだことのない友人も、理解できたと言っているから、単なる邦画の一本としては問題無いんだと思うよ。

だがな、この映画を見に来る客の、メイン層は誰なのか、胸に手を当てて考えてくれ。

染谷将太ファンでも、橋本愛ファンでも、阿部サダヲファンでもなく、ましてや山崎貴ファンでもなく、原作ファンだろうが！
だろうがよー！！

わたし、原作原理主義というわけでもないので、些末な改変に文句言う気はないんですよ。
改変する意味があるもの、改変して良い結果生んでるものには、何の文句もない。
意味のある改変はよくやった！と思ったりもするんですよ。

意味のない原作改変が、許せないだけなんだ。
なんでわざわざそんなことを！ってじたばたしてしまう。

なにがムカつくって、あの無意味な原作改変の数々、この映画の製作陣は、意味のある原作改変だと心から思ってやってるということ。
「原作のテーマを深く掘り下げた絶妙な映画化でしょお（ﾄﾞﾔｱｱｱ」
って、思ってる、絶対。

ねーわー。まじねーわー！！！

はー、わたしはいつになったら漫画の実写化を寛大な心で受け入れられるようになるんだろうか……。

ネタバレ感想は別記事で書いたので、気になる人はこちらをどうぞ。
http://www.natsukitchen.com/entry/2015/04/26/023626www.natsukitchen.com

最後に、染谷将太と阿部サダヲをキャスティングした人に、どうしても言いたいことがあるので、これを貼って終わります。

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※和田慎二『怪盗アマリリス』6巻　ナナのシネマパラダイス ACT2より

木曜生まれは旅に出る。