笑えてホロリとする兄弟愛のお話。映画『スペシャルアクターズ』。
映画『スペシャルアクターズ』を観てきました。先週の話だけど。
『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督による劇場長編映画第2弾。
カメ止めも去年映画館で観ました。
前半、これはどう受け止めればいいのか……と困惑していたところに後半怒濤の巻き返しで、非常に楽しめる作品だった。
そんなカメ止めを一緒に観た友だちからの誘いで映画館へ。
あらすじ
売れない俳優の和人は緊張すると気絶してしまう持病に悩まされ、俳優の仕事もアルバイトもうまくいかない。子供の頃に憧れていた超能力ヒーロー映画のVHSを何度も観て成功を夢見る日々。
ある日、疎遠になっていた弟・宏樹と偶然再会。
『スペシャルアクターズ』という、依頼者の困りごとを演技で解決する何でも屋のような俳優事務所で働いているという宏樹に、「うちの事務所で一緒に働こう」と誘われる。
気絶する持病を隠しつつ、さまざまな依頼をこなすうち、カルト集団に乗っ取られそうな旅館を守って欲しいという依頼が入り、和人はそのミッションの中心メンバーに選ばれる……。
感想
カメ止めほど面白くはなかったけど、想像していたよりは面白かったなー!
笑えるところもたくさんあって、最後はホロリなのも良かった。
低予算で無名の役者を使っている映画なので、ストーリーにすべてがかかっていると考えると、なかなか上手かったのでは。
ただ、前半は(カメ止め同様)起伏が少なくだれた印象。ちょっと退屈だった。
後半、カルト集団と本格的にバトるところから面白くなってきて、最後の最後には「それかー!」と感心するオチもある。
そして、この映画には、宏樹の、不甲斐ない兄への深い愛が溢れているのだ。
ただ、最後のオチによってハッピーエンドだと思っていたある事柄が台無しになってしまった感があり、それがちょっと残念かな。
なお、元詐欺師で脚本担当のブレーン役の上田耀介さんという俳優さんが好みド真ん中で出てくるたびにニヤニヤしてしまった。
社長に対してずっとツンなんだけど、最後デレるところがかわいかったです。
うつ病歴11年。今日も病院、調子はそこそこ。
映画だのライブだの立ち食い寿司だの最近ちょこちょこ出かけてる風のわたくしですが、基本的には家に引きこもって寝ています。
うつ病なのです。かれこれ11年モノの。
今年やっと精神障害者保健福祉手帳を取り、自立支援医療(精神通院医療)も使って治療を続けてるよ。
手帳があると都民の場合、都バスと都営交通が無料、私バスが半額になるので、遠くの病院に通うときに便利。
手帳を持って都営交通の窓口に行くと、PASMOを無料券として使えるようにしてくれます。
あとは映画館や美術館などで障害者割引してくれるところがあるよ。付き添い1名まで割引されるので、お友達やおデートにも。
ただ、うつの状態が悪いときは映画や美術を嗜む心の余裕はないからなかなか出かけないけどね……。
自立支援医療は申請が通ると、医療費の自己負担が原則1割になります。
さらに所得が一定未満だと、月額自己負担額上限が設定され、その上限額以上は払わずに済む、というお得な制度。
精神疾患に苦しんで通院しているひとは絶対に申請した方がいい。
医療費の負担が驚くほど減るから!
わたしはこれまでの10年間毎月5000円以上の診察代と薬代を払ってきたけど、自立支援になってからは2000円以内に収まるようになった!
これはなかなかの額ですよ。
というわけで今日は病院に行ってきました。メンタルクリニック。
ネットで診療予約ができる病院なので、自分の順番が近づいたら病院に行けばよいので楽です。
いまの先生には3年くらい診てもらってるかな?
薬の効果をいろいろと試そうとしてくれる先生なので、どこが辛いかなにがしんどいかを話すと、「この薬に変えてみましょう。こっちの薬は増やしましょう」とテキパキ。
話をじっくり聞いてくれるタイプの先生ではないのだけど、わたしとは相性が良いみたいで、先生による薬の組み合わせがだんだんマッチしてきて最近調子が良い。
臨床心理士によるカウンセリング(30分3000円、60分6000円の実費)をまた受けてくださいって言われてるし、わたしも受けたいんだけど、いかんせんお金がない……ちーん。
カウンセリング貯金をしないと。
最近調子がいいのは、先月薬を昔ながらのやつ(先生談)に変えたからじゃないかなーと思っている。
どう調子がいいかというと、スキンケアと化粧と筋トレができるようになった。
これまでは水洗顔してそのまま寝てたし、化粧も眉毛と粉はたいて終わり、筋トレなんか夢のまた夢……という生活だったのが、最近改善の兆し。
顔をフェイスウォッシュで洗う→オイル→化粧水→ジェル→クリームってちゃんと順番通りにケアできるようになった。
化粧も、まゆマスカラ使ったり下地塗ったりアイライン引いたりできるようになった。
筋トレは毎日スクワットとプランクを細々ながらも続けられてる。
こいつ何当たり前のことしてるだけでえばってんだ?とお思いでしょうが、うつ病こじらすとマジでなにもできなくなるんだよ!
身の回りのことがなんにもできなくなる。
食事も掃除も洗濯もゴミ捨てもなにもかもできない。やる気はあるのに体が動かないもしくはめんどくささが極まって動けない。
結果、毎日汚い布団の中で泣いたり寝たりする以外のことができない人間になります。
わたしは、デブの美食家なのですが、11年前のうつピークの時期は準備も咀嚼もめんどうで食事が採れなくなり、1ヶ月で8kg痩せました。雨戸閉めた部屋の布団の中で泣きながら眠れない日々を過ごしてた。
いまは不眠が改善しなくてしんどいな。
入眠剤(マイスリー)も出てるんだけど効かない。寝付けないまま朝になることもしばしば。
明け方のはてブにもTwitterにもひとがいないあの感じ、世界に取り残されたような気持ちになって辛い。
のび太のように寝付ける薬はないのか……。
あと辛いのは体重が落ちないことだな。
食事に対する欲求が増していて過食になりそうなのを貧乏とめんどくささでどうにか抑えている状態。
うつは拒食にも過食にもなりやすく、いまのわたしは過食傾向。そして史上最高のデブ体重です。とほほ……。
うつの薬は太りやすいものもあるようなので、簡単には痩せられる気がしませんが、ダイエットがんばります……早く人間になりたい。
一人焼肉推奨の焼肉ライクでボリューム焼肉ランチ。
Twitterで「焼肉食べたい。」とつぶやいたら、友だちから『やきにくいくー?』とLINEが来た。
書いてみるもんですね、わーい!
というわけで、焼肉ランチをするべく焼肉ライク池袋東口店へ。
焼肉ライク 池袋東口店のご案内 | 【Official Site】焼肉ライク | 1人1台の無煙ロースターで好きなだけ楽しめる一人焼肉店 焼肉ライク
今回はコスパ重視で焼肉ライクに行ってみたけど、一人焼肉推奨店なので、複数人でまったり食べるお店じゃないです。
ササッとコスパよくお肉が食べられるお店。
注文はタッチパネル。
一人用のロースター。
調味料はまとめて置いてある。お水はその下から出る仕組み。
どーん!今回はメガ盛りプレート450gを注文。
ロースターの前に注文したセットがすっぽり置かれる。
バラカルビ&豚カルビ&ホルモンが合計450gで1540円。
ごはんは小盛りでTKGセット180円も注文しました。
一人用のロースターでもお肉6枚くらいは一度に焼けるので食が進む。
さすがのメガ盛り、お腹いっぱいになったけど、もっと質の良いお肉のセットにしておけばよかったなーとちょっと後悔。
バラカルビが松屋の牛カルビみたいで安っぽかった……。
友だちが食べてた匠カルビは美味しそうだったから、次に行くときは量より質で注文しようと思います。
ごちそうさまでした!
中野の立ち食い寿司で豪遊するの巻。
岡村ちゃんのライブの後は美味しいものを飲み食いすることに決まっています。
魚と日本酒が好きな岡村ちゃんベイベ友だちYちゃんと共に飲み屋を探しに夜の中野へ。
今日は以前見つけた立ち食い寿司のお店へ吸い込まれました。
ジンジャーエール割を飲んで肴を待つ。
お刺身盛り合わせ(2切5点盛り)1600円~。
大将のおまかせ握り500円(3個)。
地魚の握りいろいろ100円~400円くらい。
どれもしっかり仕事がしてあって美味しいんだけど、特にしめ鯖がたいへん好みだった。
あとはおつまみに、むかごしんじょう、根三つ葉とマコモダケのおひたしを頼んだ(写真は忘れた)。
最後に穴子とサーモンと中トロを追加して終了(写真は忘れた)。
たしかひとり3杯ずつ飲んで9000円ちょっと。
立ち飲みで払う金額じゃねーなーとは思ったけど飲みより食いがメインだったし美味しかったのでまあ良いか。
節約しよ。
岡村靖幸 2019FALLツアー『やばいよ!この気持ち。』がほんとにやばかった。
岡村靖幸 2019FALLツアー『やばいよ!この気持ち。』10/30中野サンプラザ公演に行ってきました。
岡村靖幸氏の魅力についてはわたしごときがいまさらつらつら書くまでもないことなので割愛しますが。
今回の公演の岡村ちゃんもとにかくカッコ良くさらにキュートでもうどうにもたまらなかった!
運良く1階1桁列という良席かつ目の前のひとが小柄という幸運に恵まれ、岡村ちゃん見放題。
歌はよく声が出ていてダンスもキレキレ。
顎に手をやる→きゃー!
ターンする→きゃーーー!!
投げキッス→ぎゃーーーー!!!
眼鏡外す→っっっ!!!(声もなくガン見)
岡村ちゃんの一挙手一投足にどこから出してんだと我ながら不思議な黄色い声を上げてきた。
特に眼鏡外しは、今回我々のいた右手側でかなりの長時間外したまま歌ってくれて、みんなメロメロ。
隣の席の見知らぬお姉さんは感極まってわたしの肩を叩き、
「し、幸せ!!!が、眼福です~~!!」と叫んだ(かわいい)。
毎回アンコール前やラストの曲はほとんど変わらないセトリなのだけど(新曲やニューアルバムも無いし)、それでも盛大に観客を沸かせる岡村ちゃん(とバンドメンバー)の技量たるや。
今回も最高のステージを見せてもらいました。
岡村ちゃんいつもありがとう。
映画『ジョーカー』観ました。頭使ったわ。(ネタバレなし)
映画『ジョーカー』を観てきました。
わたしはジョーカーのことをほとんど知らない。
そもそもバットマンのことも知らない。
ティム・バートンの『バットマン』を観たくらいで、『ダークナイト』は観てない。
なので、ジョーカーといえばジャック・ニコルソンのアレのイメージ。
でも『ジョーカー』の前評判を聞くとなんだかとても面白い映画の様子。
映画好きの友だちを誘って観に行ってみた。
結論、友だちは「今年一番かも……!」と大興奮。
ふたりで感想戦をしながら大満足で帰路についた。
わたしは10年来のうつ病患者で手帳持ち、いまは仕事を休んで療養中のド貧乏。身内の縁も薄い。
確実にアーサー側の人間である。
アーサーの居たたまれなさがよくわかる。
ただひとつだけ、わたしは友だちにとても恵まれていて、彼らを悲しませることはしないと決めているので、たぶん平穏に底辺のまま生きるだろう。
ジョーカーにはならない(なれない)。
けど、それは本当に紙一重のことで、いまたまたま踏みとどまれているだけで、アーサーと同じように限界まで嘲られ虐げられたらどうなるかはわからない。
いつか崖から落ちるかもしれないなと思った。
アーサーに共感したり、ちょっとやりすぎじゃない?って思ったり、どこまでが妄想なのか判断に困ったり、これはハッピーエンドなのかバッドエンドなのか考えたり、いろいろと頭を使う映画でした。
バットマン知識がゼロでも楽しめます。
(知ってるみんなが、あ!って思う登場人物に最後のほうまで気づけなかったから、それはちょっと残念だったけど)
バットマン知らないから観ない!っていうのはもったいないので、知らなくてもぜひ観てみてください。
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生筋子からいくら醤油漬けそしていくら飯。
ドラクエウォークで徘徊中に出会った美味しいお魚屋さんに通い詰めてます。
生筋子がお買い得だったので購入。
さっそくいくら作りをいたしましょう。
はい、ちょっとグロ画像注意。
50℃のお湯に塩溶かして筋子をイン。
お湯の中でほぐしながら皮から粒を外します。
ちぇい!
何事も気合いです。今回は泡立て器も網も使わずオールハンドで仕上げました。
ざるに上げておくと綺麗な色が戻ってくる。
鍋にみりんと酒を入れてひと煮立ちでアルコールを飛ばしたら火を止めて醤油を入れてタッパーに移して冷ます。
冷えた漬け汁の中にいくらをドバー。
半日から一日置いたら食べ頃です。
どばどば。
うつくしい。食べる宝石です、たぶん。
このあとナツキさんが美味しくいただきました。
幸い尿酸値は問題なしです。
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