木曜生まれは旅に出る。

旅どころか布団からあまり出ません。

ふるさとぶらり旅。

2歳~10歳まで住んでいた町を探訪。

 

本日いきなり梅雨明け。
「ウーン、今日から本格的に夏ですネェ」とか言ってる女子アナと同じくらい、
不愉快極まりない暑さの東京からこんにちわ。マイミーです。
(ところでどうしてスポーツ選手は女子アナと結婚するんだ?
 女子アナってもはやスポーツ選手の嫁候補?っていうか、女子穴?(下品))


さて。
今日はお互い引っ越ししたのに偶然また同じ町に住んでいるという、小指の間に運命の赤い糸というか意図を感じる、ラブラブ幼馴染みのミカちゃんと、私たちがキラキラした子供時代を送った町をぶらり旅して来ました。

我々のふるさとは下石神井
「しもしゃくじい」と読みます。練馬区です。
私は下石神井から数えて、7回も引越しをしているのだけども、やっぱり下石神井が私のふるさとだなーと思うのです。うむ。

西武新宿線上井草駅から、西武池袋線方面に向かってずんずん歩く。
暑くて暑くてどうしようもなかったけど、久しぶりに履いたスニーカーの裏を
きゅっきゅと鳴らして歩く。

私は下石神井が好きだ。
8年も住んでいたのに、今連絡取る友達はミカちゃんだけで、いったい何に執着しているのか自分でも掴みかねるんだけど、「この道を通って学校に行った」とか「この家は○○くんちだ」とか、道を歩くだけでもどんどん記憶が沸き上がってきて、もう無くなってしまった建物や、もう亡くなってしまった人たちが、そこに生き生きとしている幻すら見える気がした。

通っていた小学校を見に行ったら、校庭開放(生徒が休みの日でも校庭で遊べる)を
やっていたので、学校に入って校庭開放係のおばさんとおじさんに許可を貰い、校庭をぐるりと一周させてもらった。
不審者対策に余念のない昨今、こういうときには女の子で良かったと思う。
(まあ下石神井はものすごくのんきでのどかな土地だから対策とかしてなさそうだけど)

ちょうど校庭はスプリンクラーで水撒きしていて、子供が笑いながら走っていた。
サッカーをしている子や、ドッヂボールをしている子もいた。
やっぱり、そこにも子供の私やミカちゃんや懐かしい同級生が遊んでいる姿が見えた。
すべり台や水飲み場やプールは私が居たころのまま、今も使われていて、変わっているところよりも変わっていない所が多くて、なんだか泣けて来たよ。

それでもキャベツ畑はマンションになり、空き地は駐車場になり、優しいおじいちゃん先生がいた医院はもう閉鎖していた。
どんどん私の知らない町になっていく。
一つ一つが変わらなくても、やっぱり変わって行くんだ。
それでも、やっぱり私は下石神井が好きだ。
変わって行くなら、どう変わって行くのか、また見に来たい。


子供の頃、住んでいたマンションの階段のところに生えていた植物。
実を潰して服を汚してみたり、爪を染めようとがんばったりした。
懐かしい木の実。
ところで、なんて名前の植物だったんだろう?